ラヴ 友愛 短歌5
「ただいま」と君が帰ってきてくれる「おかえりなさい」僕のところへ
つと顔をあげて鏡を覗き込む君が愛した僕を見るため
必要とされない子だと思ってた君が愛してくれるまで
僕たちを隔てる距離が悔しくて小石蹴っては独り拗ね
強がりを言っても仕方ないのだと思うほどに心軋んで
濡れた街君と一緒にいればそう映画のようだね雨に唄おう
水溜まり越えたら君に届くかな1.2の3で僕は跳ぶ
僕よりもずっと広い君の背に額寄せては愛を呟く
心臓が一度瞬く間にもどんどん君を好きになるんだ
写真(フレーム)の中ではにかむ僕たちを眺めて過ごす昼下がり
眩しさに負けじと見上げた空ノ青想いを乗せて白雲流れ
マニュキュアを塗る指先が覚えてる君が甘噛みした夜を
僕のこと夢の中まで抱き寄せて夜の静寂(しじま)に落ちぬよう
そうまるで恋は微熱のようだねと薄桃色に頬を染め
時々は君を妬かせてみたくなるそんな悪戯していいですか
いつだって半分こして生きようよ2人で1つでいたいんだ
読みかけの小説膝に乗せたままふと君想い頁(ページ)進まず
見せたいと思う星空月明かり遠く暮らしている君のため
飾らずに全てを君に見せたくてそんな僕をどうかよろしく
リラックスしている僕の背まぁるいね君がこっそり映した写真
こんなにも君への愛しさ募らせて今を生きていこうと思う